調査業務
/INVESTIGATION
主に橋梁やトンネルなどの土木構造物補修に伴う調査診断を行います。各種調査機器や特殊技術等を使用し原因や劣化具合を調査。目視のみでは把握できない劣化状況や原因を科学的に究明します。また、塗膜調査やコンクリート調査などにおいて有害物質の含有量調査やコンクリート診断、中性化診断などの分析もワンストップでの調査が可能です。
01
塗膜調査
COATED FILM
塗膜の採取から調査、最適な剥離剤の提案、処分までをトータルでサポート
昭和42～47年頃までの鋼構造物に塗布されている塗膜（塗料）には鉛、クロム、PCB（ポリ塩化ビフェニル）などの有害物を含むことが報告されており、その量に応じて作業中の安全対策や廃棄物処理方法が法令で定められています。また、剥離作業中の健康被害防止を目的として、有害物質含有の事前調査と施工時の暴露防止対策が必要とされています。アローテック株式会社では各種塗膜調査を採取から膜厚計測、剥離剤の最適提案まで一括して請け負っており、鋼構造物塗装塗替のご提案も可能です。有害物質を含む産業廃棄物の処分も行っています。
※特別管理産業廃棄物処理業 収集・運搬課程修了のスタッフが在籍
WORK FLOW
業務フローと業務区分
塗膜調査
塗膜の採取
事前打ち合わせを行い、現地にて塗膜の採取を行います。
分析
（提携先へ委託）
採取した塗膜を分析会社に委託し、PCBなどの有害物質の含有量を調査します。
結果の
取りまとめ
分析結果の取りまとめを作成し提出します。
剥離剤の最適提案
剥離剤試験
各種剥離剤を方法を変えて試験し剥離状況を調査します。
最適な剥離剤
素地工法の
ご提案
案件にあった最適な剥離剤及び素地工法をご提案します。
各種技能講習受講者が業務を担当
鉛作業主任者や特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者、有機溶剤作業主任者などの技能講習受講者が業務を担当します。様々な現場経験があるので、状況に合わせた柔軟な対応が可能です。
SERVICE DETAIL
対応可能な業務
塗膜調査 / 膜厚測定 / 塗膜の採取 / 絶縁油中の微量PCB分析 / 低濃度PCB廃棄物に関する測定 / 塗膜くず（廃塗膜）中のPCB分析 / PCB廃棄物の処理に伴う分析 / シーリング材中のPCB分析 / その他、重金属（鉛、クロム）、タール（コールタール）等の分析 / 剥離剤の最適提案 / 剥離剤施工後の素地工法の提案
※その他、各種環境汚染物質に関する調査（採取・分析）も可能です。詳細はお問い合わせください。
02
コンクリート調査
CONCRETE
現地調査から診断、調査、報告書作成までを請け負っています。
建設から数年から数十年経ったコンクリート構造物は経年劣化などによる様々な不具合が生じ、長期的に安全なインフラとして使用するためには点検・調査により状況を把握し、様々な劣化の可能性を判断することが必要です。アローテック株式会社では道路やダム、堤防、トンネル、法面、橋梁など各種コンクリート構造物の状況を把握する現地調査から診断、調査、報告書作成までを請け負っており、コア採取やドリル法による中性化試験などの破壊検査から鉄筋探査や超音波探傷試験などの非破壊検査まで幅広い業務に対応しています。
SERVICE DETAIL
対応可能な業務
コンクリート診断 / 目視・打音調査 / ひび割れ調査 / コア採取 / 圧縮強度試験 / 中性化試験 / 塩化物含有量試験（電位差滴定法） / 鉄筋探査（電磁波レーダ法） / はつり（鉄筋腐食度調査） / 剥離調査（工法比較提案） / 超音波探傷試験（UT） / 磁粉探傷検査（MT） / ブロック塀等の構造物調査
※その他、各種非破壊検査も請け負っております。詳細はお気軽にお問い合わせください。
03
構造物形状調査
CONFIGURATION
現地での形状調査・寸法計測をもとに復元図作成を行っています。
古い構造物の図面が現存しない場合や欠けている場合など、塗膜調査やコンクリート調査などと合わせて現地で形状調査、寸法計測を行い復元図を作成をいたします。
SERVICE DETAIL
対応可能な業務
構造物形状調査 / 寸法計測 / 復元図作成
04
各種構造物の調査
STRUCTURE
河川構造物など様々な構造物の調査業務にも対応しています。
塗膜調査、コンクリート調査、構造物形状調査のほか、水門、樋門など河川構造物の診断・調査や鋼橋の調査、補修工事に伴う現場の現状調査など様々な調査業務に対応しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
SERVICE DETAIL
対応可能な構造物・業務
橋梁、樋門、樋管、排水機場などの各種構造物 / 板厚調査 / 各種非破壊検査
